ボイストレーニングから歌へステップアップ

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【第3回】グランプリへのサクセスストーリー
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本日は、『スーパーヴォーカリスト養成講座』発表会でグランプリを受賞した、C君のサクセスストーリー第3回目をお伝えします。

第1回目はこちら
第2回目はこちら

 

ホームスタディ講座特典、プライベートレッスンで、
初めてお会いし、ひたすら「力み」を修正した2ヶ月後の
2009年11月。
 
スーパーヴォーカリスト養成講座に空きが出来、
ようやく本格的にこのスクールに通い始めました。
 
さて2ヶ月前の、あの極度に無茶な発声は、
どう変化しているのでしょうか?
 
彼は、非常に努力家であることがわかりました。
 
2ヶ月ぶりのレッスン。
なんと「力み」加減が、普通の人くらいまで
改善されているのです。
 
一人でここまで頑張って、モノにしてくるとは。
彼の本気さに、感心しました。
 
滑らかに息を流す。
 
言葉で言うのは、簡単です。
しかし「言う」のと「やる」のは大違いです。
 
自宅での徹底した反復練習となると、相当な、
継続力、意思の強さが必要となります。
 
今まで彼の歌唱スタイルの一部だった「力み」を
180度違う、「リラックス」へと改善するのです。
 

 
×「力み」
○「リラックス」
 

 
普通の人は、頭で正しく理解するのに時間がかかります。
だって、今までとま逆の方向に進むのだから、
戸惑ってあたり前です。
 
でも、その迷いや不信感は、上達スピードを落とす、
大きな要因となります。
 
彼のいいところは、その素直さにあると思います。
 

 
素直にアドバイスを聞き入れ、実践する前向きさ。
 ↑
要チェック!
 

 
これは上達に欠かせない要素ですね。
 
頭で正しく理解するのは、大切です。
しかし、ある意味何も考えないというのも、
ひとつの方法です。
 
頭でごちゃごちゃ考えて、余計ややこしくなるなら、
いっそう何も考えないようにするのです。
 
指導を信じ、素直に聞き入れ実践する。
自分の成長を信じ、迷いを断ち切り、
日々トレーニングに励む。
(信頼できる講師を見つけることがまず大前提ですね。)
 
何も考えず、歌がうまくなり、聞き手を魅了している自分だけを
想像し、トレーニングに励む。
 
その大きな目標から逆算した歩むべき道を、
今自分が一歩ずつ歩んでいるのを想像する。
C君からは、そんな日々の姿が想像できました。
 
こうしてボイトレは着々と、改善されつつあったのですが・・・
 

 
スーパーヴォーカリスト養成講座では、
月1回のグループレッスンがあります。
 
12月は自由曲を、生徒みんなの前で披露します。
C君はスティービー・ワンダーの「Lately」を歌いました。
 
発声のトレーニングでは良くなってきている彼ですが、
曲を聴くのは、私も初めてでした。
どんな感じで歌を歌うのかしら?
とても楽しみにしていると・・・
 

 
「やばいっ!!
 
 これは、ヤバい!!!」
 

 
タオルを投げるべきか?続行させるべきか??
リングサイドで苦悩する私・・・。
 
サビに行く前からすでに首に青筋が
プクーと浮き出ています。
 
顔は真っ赤。
 
もはや歌ではない、
別の競技になっている・・・
 
サビに行ったら、死んじゃうのでは!?
 
聴いている方も苦しいですが、
なにより本人の身が危険です(笑)
 
止めに入りたくなる気持ちをグッと押さえ、
最後まで歌ってもらいました。
 
あー本当に辛かった。
 
成長スピードが速かったので、期待していた。
ボイトレでの改善スピードは抜群だった。
でも曲を歌うと・・・だったのです。
 
でも、でもですよ。
なんと彼は、このスティービー・ワンダーの「Lately」で、
3月21日(日)に開催した発表会で、
見事グランプリを獲得したのでした。
 
5ヶ月足らずのレッスンで、なぜ?
スーパーヴォーカリスト養成講座に通う、
他の精鋭である生徒をおさえて、
見事グランプリを獲得することができたのか?
 
今日は、このくらいにして、
また次回以降にお伝えしますね。
 

 
歌をこよなく愛す歌い人として、
今後も人生を謳歌されるなら、
 
C君のように素直に、実践開始してしませんか?
 
もしかすると、5ヶ月後には、
まわりの友人が驚くような、
変貌を遂げるかもしれませんよ?

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