発声の無駄な力を解放

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【第2回】グランプリへのサクセスストーリー
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今日も前回に引き続き、
『スーパーヴォーカリスト養成講座』発表会でグランプリを受賞した、
C君のサクセスストーリー第2回目をお伝えします。
第1回目はこちらです。

まず彼は、非常にスピード感があると思います。
私に声の悩みをメールで打ち明けてくれてからすぐ、
スーパーヴォーカリスト養成講座のキャンセル待ちへ登録。

キャンセル待ちの間に、
ホームスタディ講座の特典レッスンに参加してくれました。

初めてのレッスン。
歌に対する姿勢は、真剣な様子。
お話すると、しゃべる声もとてもいい。
少し期待しながらボイトレを開始してみると・・・ 

 
・・・ 

 
・・・ 

 
・・・。

気の毒になるような力みっぷり。
22歳の若者が全力で力んでいます。
それじゃ声、出るわけないよね・・・(涙)

特に首周りはまるで、アニマル浜口さんが、
気合だ! 気合だ!! 気合だ〜〜!!!
と叫ぶ時くらい、青筋が立っています。

息も声も身体の中で思いっきりブロックされていて、
それじゃあ心も身体も苦しい日々だよね・・・という状態。

まずは無駄な力を抜いてリラックス
声を出ださずに滑らかに息を流すことからレッスンしました。 

 
声は流れる息に乗って流れていく
 ↑
要チェック! 

 
基本中の基本ですね。 

 
まずは身体の中でブロックされていた息を、
身体の外へ解放してあげます。 

でも、今まで全力で力むことに慣れてしまっていると、
息を自然に流すことは難しいと感じるかもしれません。 

多少ぎこちなさは残っても、
滑らかな息の流れに乗せ、声を出してみます。 

なかなか滑らかにいかないかもしれません。
それほど、身体にしみついたクセはやっかい者なのです。 

ほとんどの生徒は、彼ほどではないにしろ、
最初はかなり力が入っています。 

滑らかな息に乗せて声を出すのを、
たった1回目のレッスンで完璧にできるようになる、
というのは難しいものがあります。 

しかし1回目のレッスンでも、たまに上手くできる瞬間が
ほんの数回ですが、現れることがあります。 

C君も、あれほどひどい力み癖を持っていながら、
その光の欠片が見てとれました。

レッスン終了後、 

私が「違う!」と指摘したときと、
(1時間「違う!違う!」と言い続けましたが・・・笑)
「それ!」と指摘したときの違いがわかったかな?
と聞くと、わかるというのです。 

できるできないは別として、なかなか一回目のレッスンで、
この違いを理解できる生徒さんは、少ないです。

なかなか勘がいいぞ!C君。

大阪に戻り、ひたすらブレスの練習を開始した彼は、
これからどう成長していったのでしょうね? 

 
今日は、このくらいにして、
また明日続きをお伝えしますね。 

 
C君が著しい成長を遂げている理由のひとつに、
「良いスピード感」があげられると思います。 

 
思い立ったらすぐ行動。

歌が上手くなりたい。

そのためには、本物のボイトレが必要。

そう頭ではわかっていても、身体がついてこない、
行動に移せない方が大半です。

でも、何か今と違うことを始めない限り、
1年後のあなたに、変化は絶対に訪れません。

歌をこよなく愛す歌い人として、
今後も人生を謳歌されるなら、

C君のようなスピード感で、
動き出してみませんか?

もしかすると、5ヶ月後には、
まわりの友人が驚くような、
変貌を遂げるかもしれませんよ?

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