ミックスボイスに不可欠な喉の開き

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ミックスボイスに不可欠な喉の開き ミックスボイスという言葉も随分と知られるようになりました。 私のボイストレーニングでは、 このミックスボイス完成へ向かってレッスンしていきます。 ミックスボイスを完成させるためには、 まず、喉を開いて発声できるようになることが大前提です。 これがわからないうち、できないうちは、 声帯の動きが正しく行われているかどうか、 自分で判断できません。 喉が開いて発声できるようになったら、 次のステップとして、声帯を意識して動かしていきます。 目に見えないので集中力が必要です。 先日、ある生徒が、 ようやく声帯のストレッチができるようになりました。 まだまだ強化は必要ですが、 本人も声帯のストレッチができるようになりたい!! と長年レッスンを続けてくれていました。 この辺りまで早ければ1年でたどり着けるのですが、 この生徒は高音が全く出なかったので、 ファルセットに2年 そして、声帯ストレッチに3年 とコツコツと長い年月をかけてようやくたどり着きました。 大学1年生だったのにいつの間にか社会人に・・・。 辛い時期が続いていたと思いますが、 ここから大きく羽ばたいていけると思います。 仕事でも、最近は少し厳しいことを言うと、 すぐ辞めていってしまう・・・と聞きます。 辛抱強く、努力を続けられる若者がいて、 またそういう生徒と関われることに指導者として幸せを感じます。 声帯のストレッチはミックスボイスに必須のテクニック。 正しいテクニックで想像もしていなかったレベルの歌に変わります。 ミックスボイスについては、 今後も詳しくお伝えしていきたいと思います。