ボイストレーニング 声帯の役割
ボイストレーニングにおける声帯の役割
『スーパーヴォーカリスト養成講座』のグループレッスンでは、
4月から7月まで発声の講義を行っています。
4ヶ月も続く発声講義はかなり濃い内容で、
音大でさえも教えてもらえない内容が自慢です。
今月は喉頭、
特に声帯について詳しく講義をしました。
レッスン生の皆さん、
メモをとりながら真剣に聞いてくださいました。
ピッチ(音の高さ)と声帯の使い方の関係がどのようになっているのか、
どのように声帯を調節すればいいのかを学んでいただきました。
と言っても、直ぐに出来るわけではないのですが、
まずは正しいイメージを持つことはとても大事です。
無闇に声を出すのではなく、
正しいイメージに向かって進んでいくのです。
レッスンを始めたばかりの方達ですので、
現在はどういう状態で何をすべきかお話しました。
声帯がどのように動き、
またその声帯を動かしている筋肉は
どのように鍛えられるのか・・・。
何かしら歌や声に問題を抱えている方は、
声帯の調節が上手く出来ていません。
理論的なことを知らなくても上手く歌える人もいますが、
上手く歌えない大人は理論と実践と両面からアプローチした方がいいですね。
上達が加速していくことは間違いありません!!
ピッチをコントロールするために(特に高音)、
腹筋や息の圧力という要素は全く必要ない・・・
↑ここがとても重要なポイントですね。
この勘違いから抜け出せた人から歌は上手くなります。
声帯のコントロールは独学では難しい部分ですが、
腹筋や息の圧力を見直すことはご自身でも
ある程度できますので、お試しください。