ボイストレーニングの始めどき

最終更新日:

記事カテゴリー:

新しいスタートに相応しい春ですので、 ボイストレーニングを始めようか検討中の方も多いかと思います。 前回は現状を把握することの重要性について書きましたが、 本日はボイストレーニングの始めどきについてお話したいと思います。 多少歌う機会があり活動している人に起こること。 すでに基礎がしっかりしていて、歌えている人はいいのですが、 基礎もできていないし、それほど上手くも歌えていない場合。 自分の演奏活動に忙殺され、 足下を固められないまま走っている。 ご自身も地道な練習より、人の前で歌う方が楽しいし、 なんとなく楽しくて楽な方へ流されている。 そんなことを何年か続けて、 ふと自分の力不足に気づき慌てる・・・。 こんなパターンの方達をたくさん見てきました。 気づいた時がその方のベストタイミングと言えばそうなんですが・・・。 ボイストレーニングというひとつの技術をしっかり身に付けるには、 がじっただけとはレベルが違いますから時間がかかります。 楽器の基礎をしっかり身に付けることと同じと考えると分かり易いですね。 将来的にどういう歌が歌えるようになりたいのか? 今だけ楽しければいいのか? 長く歌い続けたいのか? 発散できてスッキリ出来ればいいのか? 人に何かを感じて欲しいのか?などなど・・・ 一人一人求めるものによって、 やるべきことやその優先順位も変わってきます。 自分の目指す歌のために今何をすべきか? そして、優先順位を考えてみることも必要だと思います。 そしてなにより、それを実行することですよね。 ボイストレーニングに関しては、 大人は早ければ早い方がいいと思っています。 (子供は別です) 私自身、このテクニックを習得した時、 あと10年早くこのテクニックに出会いたかったと心底感じました。 歌が変わります・・・ 『スーパーヴォーカリスト養成講座』では 練習声域3オクターブを実現し、ミックスボイスを手に入れ、 感情を無理なく声に乗せる歌唱スタイルを指導します。 レッスンの詳細はこちら (お願い) このブログは歌の上達を目指す方のヒントとなる内容を掲載できるよう 時間を割き心を込めて書いております。 同業者やボイトレに関する情報を発信している方にもお読みいただいているようですが、 記事の内容を転載されることは構いませんので、 ルールとして必ず「ヴォーカル講師の石川芳によれば」と一言添えてお使いくださいね。