上手く歌えるようになる
本日は、上手く歌えるようになるために・・・
大事なことをお伝えしたいと思います。
家の近所の桜は今週が見頃という感じです。
なんとなく心がほっこりするいい季節ですね。
『スーパーヴォーカリスト養成講座』には
4月生も入ってきてくださって新学期という雰囲気になっています。
少し前に『伸びる人』というブログを書きましたが、
新学期?ということで本日はそれと同じ系統のお話を・・・
レッスンを始められるときに
自分は歌えている、イケていると思われている方が結構いらっしゃいます。
でも、もっと上手く歌えるようになりたいと
レッスンに参加してくださいます。
この向上心はとても大切です。
レッスンをしてみると、
ピッチもリズムも悪いし、歌心なんてゼロ。
どうしたら歌えていると思えるのか?
その感覚が不思議でならないのですがそういう人達はいるのです。
本人に悪気があるわけではなく、
ピッチがズレていても、リズムがズレていても分からないのです。
知らない、分からないというのはある意味幸せで、
実際は歌えてないのに歌えている気分になれるのです。
楽しければそれでいいという場合はそれで十分です。
レッスンをしていくと、ピッチが悪い、リズムが取れていない、
歌えていない自分にだんだん気づき始めます。
これはそういう判断が出来るようになった、
理解できるようになったという大きな成長の証です。
ご本人の気分的には歌が下手になったと落ち込まれたりしますが、
今まで勘違いして歌っていただけなので・・・という話。
知ってしまったが故、
分かってしまったが故の衝撃は大きいと思います。
本当の意味で上達するためには、
現状を正しく把握することは重要なんです。
ここは踏ん張って乗り越えていただかないと仕方がないのです。
このタイプの方々は、
ここらからが本当の意味でのスタートだったりします。
歌えてないのに、自分は歌えていると思っている人の心構えと、
現状を理解している人の心構えは自然と変わってきます。
必要以上に卑下する必要はなく、
現状を正しく理解するということです。
なかなかご自身で現状を理解するのは難しいと思います。
そんな方は信頼できるレッスンを利用してみてください。
『スーパーヴォーカリスト養成講座』では、
5月生をお申込を若干名様分受付ております。
レッスンの詳細はこちら
(お願い)
このブログは歌の上達を目指す方のヒントとなる内容を掲載できるよう
時間を割き心を込めて書いております。
同業者やボイトレに関する情報を発信している方にもお読みいただいているようですが、
記事の内容を転載されることは構いませんので、
ルールとして必ず「ヴォーカル講師の石川芳によれば」と一言添えてお使いくださいね。