ボイストレーニングの感覚
本日は、ボイストレーニングの感覚について
お伝えしたいと思います。
前回は歌の難しいところは、
発声器官が目に見えないところとお話しました。
目で見て、手で触って確認が出来ないので、
感じ取る力がとても大事になってきます。
また、そういうボイストレーニングでなければ、
根本から発声が改善されることはないと思っています。
さて、本日はこれに関連して、
先日レッスンであったこお話です。
初めてレッスンにいらっしゃったX様。
「トライアルレッスン」に参加され、
「ホームスタディ講座」で練習をされていた方です。
初めての個人レッスンで、
発声のズレを微調整していきました。
指摘すると割と直ぐ対応できるので、
「その感覚の違いが分かりますか?」とお聞きすると、
「全く分かりません。」とのこと。
分からない割に、実際の発声は改善されているのです。
器用ではあるけれど、感覚が鋭くないタイプなのでしょう。
ボイストレーニングにおける器用さ(対応能力)と感覚を
4つのパターンにまとめてみました。
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A 器用で、感覚も鋭いタイプ
B 器用で、感覚の鋭くないタイプ
C 不器用で、感覚の鋭いタイプ
D 不器用で 感覚の鋭くないタイプ
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さて、どのタイプに当てはまったでしょうか?
X様はBタイプということです。
指導する側からするとAタイプが楽なんですが、
そうでないところが奥深く面白いところでもあります。
【告知】
来月2ヶ月振りに「トライアルレッスン」を開催をいたします。
詳細は追ってこのブログでもお知らせいたします。