ボイストレーニング 声帯
本日は、ボイストレーニング 声帯と題して
お話していきます。
新年早々、ブログのテーマは何がいいか?と
考えています。
このブログはレッスン生だけではなく、
面識のない方もお読みいただいておりますので、
そういうことを考慮すると初歩の内容が多くなります。
本日はちょっと中級者向けの内容で、
ボイストレーニングでの声帯のコントロールについてお話しようと思います。
私のボイストレーニングでは
声帯をコントロールできるようになることを目指します。
喉の内側にある声帯を自在にコントロールできるようになるために、
無駄な力を抜く、喉を開いて声をだせるようになることが最優先。
その後、声帯を意識して練習を始め、
コントロールできるよになっていきます。
「トライアルレッスン」でも発声の仕組みや、
正しいボイストレーニングの方法を説明します。
当然、声帯についてもお話するわけですが、
すると、すぐに声帯を何とかしようとする方がいらっしゃいます。
お気持ちはよく分かりますが、
ものごとには順序というものがあります。
喉が開いているのか閉じているのか分からないと、
声帯自体の動きなのか、
単に喉が締め付けられているのか判別ができないのです。
声帯は見えません。
見えない器官をコントロールするための感覚があります。
自分の身体がどうなっているか感じられるようになること、
そういう感覚を磨いていくことが重要だったりします。
日頃のボイストレーニングから、
大きい声をだすこと、高い声を出すことに集中するのではなく、
身体の内側がどうなっているか・・・
そんな感覚に意識を向けて練習していくことで感覚が磨かれていきます。
見えないものをコントロールするわけですから、
皆さんが想像しているより繊細な訓練だと思います。
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