腹筋を使わないボイストレーニング
本日は、腹筋を使わないボイストレーニングについてです。
前回はトライアルレッスンでのお話を紹介しました。
本日もトライアルレッスンでのあるあるをご紹介します。
トライアルレッスンではまず、
参加者お一人お一人の現状の発声を確認させていただきます。
次に、全員で力をいて声を出す練習をし、
お一人お一人個別に指導し、力の抜き方を実感していただきます。
そして、発声の仕組みを説明し、
喉を開く、力を抜くことの重要性をご説明します。
最後には「今までと全然違う・・・。」と
ほとんどの参加者が驚かれます。
「なるほどそういうことだったのか・・・」
「こうやってやればいいのか!!」と切り替えられる人。
説明されたことは分かるけど、
今までのやり方と違い過ぎてすぐに受け入れられない人に分かれます。
信じて疑わず取り組んできたことの真逆のことを言われて、
「はい、そうですね。」といかないかもしれません。
「先生は今日一度も腹筋という言葉を使いませんでしたね。」
と参加者から言われました。
その方は「腹筋はどうなんだ?」と
気にしながら話を聞いていてくださっていたのかもしれません。
発声器官に腹筋は含まれていない。
発声器官を正しく機能させるために重要ではない。
そんな事実を知ってしまうと、
しばらくはご自身の中で戸惑うという方もいらっしゃるようです。
最終的にはお好きな方法を選んでいただければいいかなと思います。
ただ、知らないでいることと、
知った上での選択とでは意味が大きく違ってくると思います。
一般的な常識とは真逆のボイストレーニングですが、
学んでいただくことの意義は非常に大きいかなと思っています。
その上で、ご縁のあった方には、
声が変わる、歌の楽しさが別物になる・・・
そんな衝撃を経験していただけるようご指導させて頂きます。
『スーパーヴォーカリスト養成講座』でお待ちしております。