ボイストレーニング 姿勢
本日は、ボイストレーニング 姿勢に関連して、
ちょっと変わったレッスンスタイルをご紹介します。
前回、「3オクターブは目安でありゴールではない」とお話しましたが、
ご理解いただけましたか?
無駄な力を抜いていくとだれでも達成できるのですが、
先日レッスン生から「レッスンに来て驚いた!!」ことをお聞きしましたので、
本日はその驚いたことをご紹介します。
一般的にボイストレーニング、歌のレッスンというと、
立って声を出すイメージが強いと思います。
私のレッスンでは座ってボイストレーニングをします。
この方は立って声を出すイメージだったので、
座ったままレッスンしていくことに驚いたそうです。
立ってしまうと、
「さぁ、声をだすぞ!!」と気合いとともに力が入ります。
最初は「力を抜いて」と言い続けてもなかなか抜けません。
なので力が入る状況をなくしてあげることが大事なんです。
座ったら無駄な力が完全に抜けるわけではないのですが、
立っている時より無駄な力が入り難くなります。
座って声を出そうとすると、
いつものように声が出せないと感じる方も多いです。
立たないと調子が出ないとか、歌い難いと感じるということは、
無駄な力が入っている証拠なんです。
無駄な力を抜いて声が出せていれば、
立っていても、座っていても、寝転んでいても、
同じように声が出せるのです。
座って練習するという簡単なことですので、
お試しください♪
(お願い)
このブログは歌の上達を目指す方のヒントとなる内容を掲載できるよう
時間を割き心を込めて書いております。
同業者やボイトレに関する情報を発信している方にもお読みいただいているようですが、
記事の内容を転載されることは構いませんので、
ルールとして必ず「ヴォーカル講師の石川芳によれば」と一言添えてお使いくださいね。