ボイストレーニングは正しく

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効果を出すためにも、 ボイストレーニングは正しく行ってくださいね。   先日「ボイストレーニングで成果を出す」鍵についてお伝えしました。 本日は新たなポイントについてお話したいと思います。   レッスン生は皆さんそれなりに取り組んでくださるのですが、 そこで問題となるのが、【正しく】できているか?という点。   つい最近も、いつもより声が極端に出ない方がいらっしゃいました。 人間の身体は日々変化しますので、 たまたまお疲れなのかも・・・と察しながらレッスンしていました。   声の変化に気づく方と気づかない方がいらっしゃるので、確認として、 「今日はすごい喉、胸が締まって声全然出てませんね。」と一応お話しました。   ご本人曰く、「原因は分かります。」とのこと。   どうやら練習場所が悪いようで、 周りの人に自分の声が聞こえないよう気を使って練習していたそうなのです。   それでは締め癖、押さえ癖がついて声がこもってしまいます。 折角練習しているのに、響かない通らない声を作る練習になってしまっているのです。   練習をすれば良いというものでもなく、 何を目指して練習しているのか・・・そこがとても重要ですね。   よく響き、よく通る、自由な解放された声を目指しているなら、 そういう声を目指す方向で練習しないといけません。   人にバレない声は人に聞こえない声を作る練習になっているということ、 そして、悪い癖を付ける練習をしてしまっているということです。   ここでとても恐ろしいのは、 悪い癖というのはあっという間に定着するのですが、 良い癖はなかなか定着しません。不思議です・・・。   力を入れる、喉を締め付けるという癖は苦労せずにすぐ身に付くのに、 力を抜く、喉を緩めるという癖はなかなか身に付かないのです。   だから、間違った練習ならしない方がいいのです。 一旦ついた悪い癖を元に戻すのは結構大変なことだったりします。   練習の質というのは重要だと言う事なんですね。 気を使いながら声を抑えて練習している方は、 気兼ねなく声を出せる練習場所や時間帯など工夫してみてください。     ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━      2016年度8月生募集中!! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━                  『スーパーヴォーカリスト養成講座』           ↑↑↑       上記HPで受付しております。        ■申込締切り 7/24 (日)23:59     ■振込締切り 7/25 (月)15:00         定員になり次第キャンセル待ちとなります。      お申込みはお早めに!! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━