ボイストレーニングでブレスの練習

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ボイストレーニングでブレスの練習は どうやったらいいのでしょうか?   今月のグループレッスンではブレスについて講義しました。   「スーパーヴォーカリスト養成講座」では プライベートレッスンだけではなくグループレッスンがあります。   ボイストレーニングの中で ブレスの練習を取り入れている方も多いかもしれませんね。   呼吸は声にとってなくてはならない要素ではありますが、 皆さんが思い込んでいるほど重要なものではありません。   多くの方がブレス(息づき)で無駄に頑張っているように思います。 目一杯息を吸おうと吸うことにとらわれ過ぎています。   実は自然なの呼吸で歌が歌えるようになると とっても歌が上手くなるんです。   ご自身の呼吸を今一度確認してみてください。 無意識に吸おう吸おうと頑張っているかもしれません。   最初は息が続かなくなるんじゃないかと不安になるかもしれませんが、 練習ですから続かなくてもいいや・・・という気持ちで、 軽いブレスで声を出してみてください。   何度か試していると、 なんだ、たくさん吸わなくても息って続くなぁ・・・と 実感できると思いますよ。   ほんの少しの息で歌えます。 この少しという量を具体的に説明するのは難しいのですが、 実際レッスンを受けた皆さんが驚愕する少ない量です。   ご自身で手探りで練習される方は、 もっと減らしてみよう、次はもっと減らしてみよう とどんどん減らしてみると辿り着けるかもしれません。   もっと詳しく知りたい方は 拙著を参考に練習してみてくださいね。     (お願い) このブログは歌の上達を目指す方のヒントとなる内容を掲載できるよう 時間を割き心を込めて書いております。 同業者やボイトレに関する情報を発信している方にもお読みいただいているようですが、 記事の内容を転載されることは構いませんので、 ルールとして必ず「ヴォーカル講師の石川芳によれば」と一言添えてお使いくださいね。