ボイストレーニングの声の大きさ
ボイストレーニングの声の大きさについてお話します。
私のボイストレーニングではまずリラックスを優先します。
このブログでも何度も繰り返しお伝えしているのでご存知の方も多いと思います。
まずは無駄な力を抜いて、
いままでどこにどれだけ力が入っていたか認識できるようにします。
なので、声の大きさは全く気にしません。
次に、無駄な力に気づけるようになったら、
その無駄な力を抜けるようにします。
そうやって無駄な力が抜けるようになったら、
その状態で声を鍛えていきます。
そうすると、無駄な力を抜いてリラックスした状態で
ボリュームのある声が自然とでるようになってきます。
最初はいい声を出そうとか、大きい声を出そうと思わないこと。
とにかくリラックス。
それまで力や勢いに頼って声を出していた人は、
その力と勢いを外してしまうと一旦声が小さくなることがあります。
でも、最初は気にしないでいいです。
力を抜いた感覚を覚えることが優先。
レッスンしていて良く見受けられるのが、
無駄な力を抜いてはいるのですが、慎重になり過ぎて小さな声しか出せない。
このさじ加減は自分で判断するのは難しいと思うのですが、
目安としては、無意識にしゃべっている時の声と比べてみると分かりやすいでしょう。
無意識にしゃべっている時の声と比べて極端に声が小さいというのは、
もう少し声を出してもいい・・・という目安になります。
最初は無駄な力を抜くことを最優先しますから、
しゃべる時より声が小さくても構いません。
無駄な力が抜けて声を出せるようになってからの目安ですので、
最初から意識しないでくださいね。
無駄な力を抜いたら、次はその状態で声を解放する。
そんな方向で練習してみてください。
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