ボイストレーニングのコツ
ボイストレーニングのコツについてお話します。
今月はブレス月間ということで、
本日もブレスのコツをお届けいたします。
ボイストレーニングをされている方なら、
一生懸命ブレスの練習もされているのではないかと思います。
皮肉なことに、頑張って息を吸ったり吐いたりするほど、
歌は苦しく、しんどくなっていきます。
前回は吸う息の量についてお話しましたが、
今回はさらに一歩先に進みたいと思います。
【吸った息を止めずに流す】
初めてレッスンにいらした方で、
このことが正しく出来ている方はいないという盲点だったりします。
吸った息を止めてから吐いたり、
または、吸った息を押し出したりする癖があります。
なので、このブログをお読みいただいていてる方も、
ほぼ出来ていないと思われます。
慣れていないと自己判断が難しい点でもあるので、
出来ていないんだと言う前提で取り組まれるといいと思います。
吸って吐く・・・この一連の動作を、
滑らかな連続した流れとしてイメージして練習してみてください。
もっと楽に歌えるようになりたい!!
と願っている人にはとても重要なコツになります。
さらに詳しく練習したい方は
拙著「１週間で３オクターブの声が出せるようになる本」をお読みください。
このブログでも書籍の内容を紹介しておりますので、
興味のある方はお読みください。
（お願い）
このブログは歌の上達を目指す方のヒントとなる内容を掲載できるよう
時間を割き心を込めて書いております。
同業者やボイトレに関する情報を発信している方にもお読みいただいているようですが、
記事の内容を転載されることは構いませんので、
ルールとして必ず「ヴォーカル講師の石川芳によれば」と一言添えてお使いくださいね。