ボイトレでリラックス
ボイトレでリラックスしてみましょう!!
1月は年の初めということで初心、基礎を見直すことをテーマに、
主にリラックスについてこのブログを書いていました。
(それ以外のこともありましたが・・・)
1月最後のブログということで、
もう一度リラックスの確認をしていきたいと思います。
ボイトレでリラックスするというイメージが浮かばない方も多いと思います。
どの感覚がリラックスしているか?
これかな?あれかな?と迷いながら練習されているかもしれませんね。
実際レッスンをしていて、細かく指摘してもピンと来ない人も多いので、
ブログや拙著を参考に練習されている方はなおさらだと思います。
力が入っているかいないか分からない場合のチェック方法は、
拙著「1週間で3オクターブの声が出せるようになる本」で紹介しておりますので、
丁寧にチェックしてみてください。
それ以外でリラックスの感覚を掴む方法をご紹介します。
【いつもの声の半分の声で練習する】
これをすると自然に無駄な力が抜けます。
そして、いつもの声を出している時との身体の違いを感じとります。
身体の外側もそうですが、特に内側の変化を感じてみてください。
半分の声にしてみてまだリラックスして声を出す感覚が分からない場合は、
さらに減らして3割の声にしてみるといいでしょう。
いい声を出そうとか、大きい声を出そうと意識するのではなく、
リラックスして声を出す感覚を探っていきます。
これがなかなか難しかったりするようです。
正しいボイストレーニングでは、無駄な力を抜いたリラックスの状態で、
声量のある張りのある声になっていきます。
まずは、リラックスして喉を開いた状態をキープできるようになること、
正しいフォームを覚えてあげることから始まります。
1月は今までよりリラックスが深まったでしょうか?
レッスン生もずーっと取り組むことなので、
1ヶ月で解決することではなかったりします。
意識を持ち続けていくことがとても大切だと思います。
先日のブログでもお話しましたが、
焦りは逆効果ですので、焦らずコツコツ積み重ねる気持ちで取り組んでみてください。
ひとりでは出来ているか分からない・・・という方はレッスンが役立ちます。
レッスンの詳細はこちらをご覧ください。
(お願い)
このブログは歌の上達を目指す方のヒントとなる内容を掲載できるよう
時間を割き心を込めて書いております。
同業者やボイトレに関する情報を発信している方にもお読みいただいているようですが、
記事の内容を転載されることは構いませんので、
ルールとして必ず「ヴォーカル講師の石川芳によれば」と一言添えてお使いくださいね。