ボイストレーニングの方法

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ボイストレーニングの方法。 その中で絶対押さえておきたいことをご紹介します。   前回は発声がこじれたときに、 やってはいけないボイストレーニングについてお話しました。   では、こじれていないときはどうしたらいいのか?   実は同じなんです。 特に発声がこじれていない人でも、 より声を【解放】してあげるともっと声は良くなります。   この【解放】とは、声を押し出す、絞り出すということではなく、 身体をリラックスさせて力みや緊張をほどいてあげること。   ボイストレーニングとひと言で言っても、 世の中にはいろいろな方法があり、 力を入れて声を出したい人もいますし、 力を入れないと声がでないと信じ込んでいる人もいます。   私はリラックスした方が良い声がでて、 いい歌が歌えると身をもって知っているので、 身体のどこか一部に力を入れるという方法は指導しません。 徹底的にリラックスを深めていきます。   いずれの方法でも、結果的に上手く歌えていたり、 本人が満足していればどの方法でも構わないと思います。   もの凄い喉に負担のかかる歌い方をしていても、 それに負けない超タフな声帯を持っている人も稀にいます。   それを普通の人が真似すると発声をこじらせたり、 または、喉を痛める原因となりますので注意が必要です。   歌う自分も心地よい、聴いてくださる方にとっても心地よい、 そんな歌を歌いたい方は、 頑張る発声法からリラックスする発声法へ いますぐシフトチェンジしてみてくださいね。   詳しい方法はこちらです。     (お願い) このブログは歌の上達を目指す方のヒントとなる内容を掲載できるよう 時間を割き心を込めて書いております。 同業者やボイトレに関する情報を発信している方にもお読みいただいているようですが、 記事の内容を転載されることは構いませんので、 ルールとして必ず「ヴォーカル講師の石川芳によれば」と一言添えてお使いくださいね。