ボイストレーニングを効率よく

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本日はボイストレーニングを効率よく行うためのアドバイス。   熱心にボイストレーニングに取り組まれている方にもそれぞれ個性があり、 お一人お一人性格も考え方も感じ方も歌の経験も違います。 レッスンの進め方もそれぞれだったりします。   発声理論や理屈を全然気にしないで、とりあえずやってみる方。 取り組む前に、頭で完全に理解しないと動けない方。   それぞれ長所短所あるのですが、 間違った練習に時間を費やさないためにも、 そのトレーニング方法がどのような発声理論に基づいているのか、 少しは気にした方がいいかと思います。   子供と違って、大人は感覚だけでは上手くなりにくくなりますから、 発声理論も同時に学ぶことで上達を加速させてくれます。 ただ、知識ばかりが先行して、実技とどんどんかけ離れてしまうと大問題です。   歌というのは発声器官も声も目に見えません。 その仕組みを理解するために発声理論を学ぶことが役立ちますが、 体感と結びつかない理論はだんだん理解し難くなっていきます。   ある程度の知識を持ち、実践もし、出来るようになると、 机上空論ではなく、その理屈が感覚として真に理解できるようになります。 そうすると、その先の理屈も自然と理解できるようになっていったりします。   知識が先行するのはいいのですが、 実技と知識量がかけ離れすぎないことにお気をつけ下さい。   ボイストレーニングを効率よく、ストレスなく進めていく上で、 知識と体感(実技レベル)のバランスがとても重要なんだと思います。     そのバランスを自然に身につけられるのが、こちらです。     (お願い) このブログは歌の上達を目指す方のヒントとなる内容を掲載できるよう 時間を割き心を込めて書いております。 同業者やボイトレに関する情報を発信している方にもお読みいただいているようですが、 記事の内容を転載されることは構いませんので、 ルールとして必ず「ヴォーカル講師の石川芳によれば」と一言添えてお使いくださいね。