ボイストレーニング 喉を痛めたら

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ボイストレーニング 喉を痛めたらと題して、 喉を痛めたときの対処法をお伝えします。   このボイトレブログをお読みの方の中にも、 喉に負担のかかる歌い方をしてしまい、 喉を痛めてしまったことのある方もいらっしゃると思います。   喉を痛めるということは発声が悪い証拠なのですが、 本番を目前に控えたときなら非常に焦ると思います。   もし、そんな時どうしたらいいのか?   一番の薬は、【喉を休ませる】ことです。   治るまで声を出さない、練習もしない。 これが一番早く治ります。   耳鼻咽喉科等でお薬を処方してもらうのもいいかもしれませんが、 それでも声を出さないことは重要です。   私のボイストレーニングでは喉を痛めることはありませんが、 レッスン生の中にはバンドを組んでいたり、 合唱団やサークルなど様々活動をされている方も多く、 まだ声が完成していない発展途上中の場合、 そちらでの活動中に喉を痛めてしまうことがあります。   しっかり直してから、しっかり練習するのが最善の方法です。 喉を痛めてきちんと声が出ない状態で、 本番が近いから不安で練習をしてしまうというのは本末転倒な気がします。   喉を痛めて、いつもより声が出ない中で、 いつも通り歌うことは不可能ですし、 その状態の喉でさらに上手くなろうなんて有り得ません。   その喉で歌えば歌うほど、 喉は刺激を受けて炎症がひどくなり、 いつまでも治らない・・・ いつまでもスッキリ歌えないという悪循環に陥ってしまいます。   喉の不調が長引くだけならまだいいのですが、 (進歩の妨げになりますのでよくありませんが) いつも通り歌えないのに強引に歌っていたせいで、 悪い癖がしっかり根付いてしまう。これがとても危険です。   拗らせてしまった歌い方、発声の仕方を元に戻すのに 非常ーーーーーに苦労します(ご本人が)。   練習しないと不安かもしれませんが、 潔く喉を休ませてあげることです。 諦めというか気持ちの切り替えも肝心なのです。   出来る限りよい状態の喉で本番に臨めるよう努力することとは、 痛めた喉で練習を続けることではなく、 喉を休めて回復に全力を注ぐことだったりします。   喉を消耗させない、痛めない、そんな発声法を身につけてしまえば、 鬱陶しい悩みから解放されます。   どんなに歌っても喉を消耗させない、痛めない、 もっと自由に、もっと楽しく歌える、 そんな発声法を手に入れてください。     レッスンの内容を詳しくお知りになりたい方は、 こちらをご覧ください♪     (お願い) このブログは歌の上達を目指す方のヒントとなる内容を掲載できるよう 時間を割き心を込めて書いております。 同業者やボイトレに関する情報を発信している方にもお読みいただいているようですが、 記事の内容を転載されることは構いませんので、 ルールとして必ず「ヴォーカル講師の石川芳によれば」と一言添えてお使いくださいね。