カラオケとリズム

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本日は、カラオケとリズムについてお伝えします。   前回に続き、本日もカラオケ繋がりです。 レッスンであったちょっとしたお話です。   グループレッスンは9月から11月まで月替わりで課題曲に取り組んでいます。 その曲の練習をプライベートレッスンの中でも行います。   そして、11月の課題曲を練習していたとき、 テンポについてこれていないのでそれを指摘すると、   「カラオケだとテンポが取り難い」と、 カラオケが悪いというニュアンスのぼやき。   「いやいや、カラオケはインテンポですから〜 あなたのリズム感が問題なんですよ〜」と教えてあげました(笑)   この方はご自身でアマチュアながらバンドをされているので、 バンドでは自分のテンポに合わせてもらえるから歌いやすいのでしょうね。 分かる気はします。   素直な方でしたので、 すぐに、いつも適当なテンポで歌っていたのだ・・・と納得してくださいました。   アカペラだと歌いやすいのに、カラオケのテンポには合わせ難い人は、 テンポをキープできないということ。 自分の都合で速くなったり遅くなったり、その振れ幅が大きかったりします。   インテンポできっちり歌うことが必ずしも正解でもないので、 そこに目くじらを立てて拘る必要はないです。   ただ、あまりにブレブレだと困るので、 練習としてはインテンポで歌える練習も取り入れてみるといいと思います。   リズム感を養いたい方は、 拙著「1週間で正確なリズムで歌えるようになる本」で練習してみてください。 この本、後半はかなり難しいので1週間に拘らずゆっくり取り組まれるといいと思います(笑)     (お願い) このブログは歌の上達を目指す方のヒントとなる内容を掲載できるよう 時間を割き心を込めて書いております。 同業者やボイトレに関する情報を発信している方にもお読みいただいているようですが、 記事の内容を転載されることは構いませんので、 ルールとして必ず「ヴォーカル講師の石川芳によれば」と一言添えてお使いくださいね。