ボイストレーニングと母音
@バリ
先週末は月1回のグループレッスンがありました。
今月のグループレッスンでは、
前半が発声理論、後半が表現のワークと2本立てでした。
発声理論での今月のテーマは【母音】
ボイストレーニングにおける【母音】の重要性を解説しました。
詳しくは去年のブログをお読みいただくとして、
本日は表現のワークについて・・・。
どんなことをやっているか具体的な内容は、
スクール秘密(笑)で教えられませんが、
皆さん、ご自身が気分よく歌っていることで、
聞いている人にも同じ気分や感情が伝わってると思っています。
でも、残念なことに思っているほど伝わっていないものだったりします。
最初は思っているほどというより全然伝わってないと言っても過言ではない状態です。
自覚としての(伝わっているだろう)という感覚と、
現実とのギャップを自覚し、埋めていく、そんなレッスンをしています。
結構恐ろしいレッスンです(笑)
講師としては、表現力を鍛えていくこともボイトレと同じくらい大変だったりします。
子供の感性は柔軟ですが、大人の凝り固まった感性は厄介です。
1回や2回のレッスンで変化するものでもなく(個人差はあります)、
富士山を動かすくらいの時間とエネルギーが必要なんです。
なんですが、、、
今年のメンバーは割と反応が早く、
感受性豊かな人が多いので今後がとても楽しみです。
余談ですが、
日中猛暑の中レッスンにいらっしゃるので、
到着した時涼しいお部屋に入っていただこうと2時間前からエアコンをつけて準備していました。
その間、別の部屋でプライベートレッスンをしていて、
グループレッスンの時間になり移動すると、
部屋が全然冷えていないのです。
むしろ蒸し蒸ししている。
???
エアコンが壊れたのかな?と思ってリモコンを見ると、
27℃ 暖房
猛暑の中レッスンに来て、レッスン室に入ったら
27℃ 暖房
でも、誰一人「暑い」と言いませんでした。
外は35℃だから、27℃ 暖房 の方が涼しいのかしら?
私は冷房の効いている部屋から移動してきているので、
「何だこの部屋?」と不快感満載。
「すみませ〜ん。冷やしておいたはずが暖房でした・・・。」
と告白したときの生徒達の「えっっっ」っていう驚きのリアクションが面白かったです。
驚きますよね・・・。
次回はちゃんと涼しくしておきます^^/