声量とボイストレーニング

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    ツバメウオ@バリ     高確率で遭遇するご質問を本日はご紹介したいと思います。 この遭遇率がジンベエザメ遭遇率だったらいいのに・・・と思うのですが、 先日の「トライアルレッスン」でも両日ともいただいたご質問です。   【無駄な力を抜くと声が小さくなるが、 では声はどうやって大きくするのか?】   声を大きくするというのは【声量】のことですね。   無駄な力を抜いたら声が小さくなるというのは、 その方が声を出すときに力に頼って声を出していた証拠なんです。   そもそも無駄な力を入れず、発声器官を正しく使って声が出せていたら、 無駄な力を抜いても声量は減少しません。   力に頼って声を出していた人は声を大きくすることも力に頼っていたので、 その力を手放したらどうするの?と疑問に思われるのも分かります。   声量は力ではなく【共鳴】なんです。       ↑   ↑   ↑     とても重要!!   共鳴という感覚も正しくボイストレーニングしていくと分かっていくものです。 力に頼って声を出しているうちは分からない感覚です。   まだ経験したことのない感覚なので、 実体験として納得することは難しいと思います。 出来るようになって初めて身をもって納得するわけです。 今まで経験したことのない感覚は経験しないと分からないのです。   身をもって納得するまでは、 黙々と練習あるのみなんです。   先月も【共鳴】について書いた記事があります。 こちらも合わせてお読みいただくと参考になると思います。   共鳴のトレーニングに興味のある方はこちらをご覧ください。     (お願い) このブログは歌の上達を目指す方のヒントとなる内容を掲載できるよう 時間を割き心を込めて書いております。 同業者やボイトレに関する情報を発信している方にもお読みいただいているようですが、 記事の内容を転載されることは構いませんので、 ルールとして必ず「ヴォーカル講師の石川芳によれば」と一言添えてお使いくださいね。