ボイトレ 高音と低音

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    タイマイ親子(?)@バリ     先日のレッスンで受けたご質問シリーズ。第2弾。 第1弾はこちら。   ご質問と言うのは多くの方に共通することなので、 このブログ読者の皆様とも共有していきたいと思います。   「高音は割と出るのですが、低音がでません。」   このご質問を受けた時点で、 この方の声を聞かなくてもどのように発声をしているか見えます。   人によって声が高めの人、普通の人、低めの人、 音域の狭い人、広い人、 千差万別、人それぞれです。   この方の場合、喉を締めて声を出していると思われます。 なので高い声は割と出るのに、低音は出ないのです。   高音は喉を締めても多少ごまかしがきくので出てしまいます。 しかし、低音は喉を締めるとすぐに出なくなります。   この方は高音は割とでるのに、低音が全然出せない。 自分は声域が狭いタイプなんだと思っていらっしゃるようでした。   そんなことはないのです。 喉を緩める、開くという感覚を一旦マスターすると、 なんと低音は一気に広がるのです。   そして、その中低音をしっかり鍛えることで、 実は高音域がより広がるという効果があったりするんです。 (長くなるので詳しい根拠は割愛させていただきます。)   なので、喉を緩めるという感覚を覚えていただければ、 今まで出せなかった低音域がグ〜ンと広がり、 さらに、中低音域をしっかりトレーニングしていただければ、 不思議と高音域ももっと広がり、 そして、今より質の良い高音が手に入るのです。   これが正しいボイトレの姿なんです。 自分の声を諦めないでくださいね。 皆さんの声にはまだまだ隠れた可能性がいっぱいあります♪     (お願い) このブログは歌の上達を目指す方のヒントとなる内容を掲載できるよう 時間を割き心を込めて書いております。 同業者やボイトレに関する情報を発信している方にもお読みいただいているようですが、 記事の内容を転載されることは構いませんので、 ルールとして必ず「ヴォーカル講師の石川芳によれば」と一言添えてお使いくださいね。