ボーカルレッスンで衝撃
マンタの舞シリーズ@モルディブ
【スーパーヴォーカリスト養成講座】の発表会が無事終わり、
前回に続き、レッスン生の感想が続々と届いています。
本日もこの1年のボーカルレッスンを通しての変化・成長、
発表会のステージで実際に歌った感想などリアルな声を
編集なしでお伝えします。
実際【スーパーヴォーカリスト養成講座】に通うと
どのような成長を遂げるのか、
参考になるのではないかと思います。
歌えるはずがないと思い込んでいた音域の声が、
ある日歌えていることに気づいた瞬間の衝撃・・・
長文ですがどうぞお楽しみください♪
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I.I様 女性 東京都
発表会を日曜日に控えたこの週、父の大病が発覚、
おまけに義妹まで乳癌発覚、
そして私は前触れもなく突然のどが赤くなり、
抗生物質を飲み、一切声を発せず。
あれ?これって、試練かも。。。
発表会は、私にとって、人生初の、舞台で”歌う”という一大事。
でも、ふたりともすぐ死んでしまうということもないようだし、
私はたった1曲、されどたった一曲に、
ふわりとなるべく軽やかに臨むつもりでした。
思えば、人様の前で歌うなんて、
下手くそな私には罪悪感以外の何ものでもなかった時代があります。
コンプレックスの上乗せは、小学校時代の音楽教育にもありました。
優秀な人材ばかり。女子はみんなピアノが弾ける。
転校してきた私は、この英才教育が公立小学校で何事もなく行われている環境で、
自分を卑下するしかありませんでした。
とはいえ、実は、
中学生の分際で武道館コンサートに参戦したり、
高校生の時には一人であの武道館1階南側、業界関係者が溜まる席で
偉そうにジェフ・ベックなどなどを観たり。
たくさん外タレコンサートに通い、
こんなに歌が、音楽が好きなのにまったく才能なくて、
ほんとにつまらないなぁ。。。
音楽ができたらどんなに楽しいだろう。。。と羨むばかりの人生。
以前通っていたボイトレは、私は声優コースにいたので、
ボーカルコースほど歌わなかったけれど、マニアックすぎて、
ワンフレーズの完成にとらわれ過ぎて
とても一曲歌うというレベルではありませんでした。
ボイトレだけで終わった。
しかも、頑張るボイトレで、どうしても腹筋と力と吐く息の関係性が掴めない。
石川先生のボイトレは、私も最後の砦でありました。
恐ろしいボイトレです。
それは、まさに三日坊主帝王のわたくしが、
少ない時間でもやろうとPCに向かってしまう。
なんで毎日、あるいはできない日があっても、
明日はやろうという気にさせてくれるか、
それは、まさに、結果が早い!!!!!からでした。
そして、先生のご指導は恐怖の的確さで、
抜け目なく、こっそり隠していた秘密が
せきららに暴かれていくようでもありました(笑)
仕事をしながらも、レッスンで先生の繰り返す言葉の数々が先生の声で襲ってくる。
そのたびに、息を吐いて、肩の力を下す。
洗脳も種類によっては、大有りだなと、ほくそ笑む瞬間です。
ありがたい洗脳に身を任せ、試行錯誤する毎日。
ある日、ipodで大好きな5人組ボーイズグループの
歌を聴きながら掃除機をかけ、口ずさんでいた時です。
男声の歌なので、高音やさらにその上のハイトーンなんて私が出るはずもなく、
カラオケでも歌えないからつまんないなぁ。。。と、
今までは適当に中音部から低音部をちゃらちゃら口づさんでいたものです。
それが。。。
「はぁあああああああああああ?」
自分で自分に突っ込んだ瞬間でした。
ハイトーンから低音部まで全部歌えてる。。。
アルバム全曲、歌える。。。
「ええええええええええええ?」
これが、レッスン9か月目でした。
ひとつの目に見えた大きな成果でした。
これで、ますます石川先生のボイトレに驚愕します。
追い込まれないとやれないグータラな性格の私に、
グループレッスンはとてもありがたいものでした。
参加している皆さんが、試行錯誤を繰り返し、
毎月魅力的に変貌していく姿を拝見していると、
幸せであり、自分も追いついていかなきゃという気にさせてくれました。
そして、発表会。
発表会でも公演のつもりでやっていたのは皆さん同じで、
私は恥を忍んで度胸をつけるために、
下手な歌を歌ってみようと参加しました。
鼻声だし、でも、なんだか不思議に緊張してない。
これは、2月のグループレッスン効果かっ?!
などと思いつつ、リハーサルではのどの調子を見ながら、
本番への計画を立てる。
先生がおっしゃっていた、「やったことは自分を助けてくれる」んだな・・・
まさにそんなパフォーマンスでした。
そんな結果が出せたと思います。
まさしく、日頃のボイトレの成果が鼻声の私を引っ張って行ってくれていました。
ブレスの箇所で意識しないと吸えない私が、
メロディーに乗せて自然に吸えていました。
このまま行くと鼻声のせいで、
語尾の最後がかっこよくないから色つけてみよう、
アイコンタクト、あそこの場所へ少ないから、次あそこに行こう、
本来は、歌詞の世界にどっぷり浸って、
その事しか見えない、考えないくらいの気持ちで臨みたかったのですが、
いろいろな状況が見えていました。
この高音は、今、手を広げないと出ない感じだから、
声といっしょに手を伸ばそう。。。
鼻声試練だからこそ、あの手この手を使って回避しようとしたとも言えますが、
自分の感覚としては、充足感いっぱいの結果になったと思います。
多分、後でビデオを見て愕然として落ち込み、
次の課題へとつながることになるんだと思うのですが。。。
ともあれ、とても楽しい会、素敵な時間を持たせて頂きました。
参加されて歌われている皆さんが、先生が終了後におっしゃっていたように、
今までで一番素敵に歌えたんだろうなと、拝見しながら思っていました。
歌と一緒に皆さんが輝いていました。
熱情の溢れる会でした。
歌は、誰の隣にもあっていいものなんだね。。。
”歌”という表現の深奥な部分を考える契機にもなったと思います。
私も歌っていいんだね…きっと。。。
そう思わせてくれた発表会になりました。
また来年の発表会に出られるよう、
自分の問題点を見つめ克服できるよう励みながら、
ストレスにならないよう、楽しめるようになれば良いなと思っています。
<石川からのお返事>
人前で歌うことの罪悪感が払拭されて良かったです!!
とても大きな一歩だと思います。
いろいろなことが重なってしまったようですが、
その中でも充足感に満たされたということは、
ご自身の努力の賜物だと思います。
大好きな音楽、歌を素直に楽しめるように
引き続きレッスン頑張りましょう!!
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