ヴォーカルレッスン 心構え

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    今はもういないケラマのアイドル「アザハタ」と記念撮影     前回ヴォーカルレッスンでの方程式についてお話しました。 本日はその続きになります。   思いっきり練習したいけど、なかなかそう言う訳にもいかない。 という人が圧倒的多数だと思います。   そこで、幸せにヴォーカルレッスン・練習に取り組んでいただくために、 ある「心構え」についておススメしていることをご紹介します。   正しいレッスンを受けているという前提で、 練習の量と上達のスピードは比例します。   早く上達したいというのは全ての方の願望で間違いないと思います。 しかし、練習できる時間というのは人それぞれ違います。   お一人お一人可能な時間を捻出していただけばいいことなのですが、 一番不幸なことは、   練習時間は取れないのに、 練習している人と同じ(それ以上の)成果を求めること。   練習していないのだから上達は遅くて仕方ないのですが、 そのからくりを理解できないでいると、 上手くならないという不満だけがあってご本人がずっと不幸なんです。   とっても単純なことなんです。   1 上達のスピードは速めたければ練習量を増やす。 2 練習時間が十分取れない場合は、性格的にのんびり取り組みたい場合、   その練習量に比例したスピードで上達することを受け入れる。   ただそれだけ。 そういう道理をきちんと理解できている人は、 たくさん練習している人もあまり練習できない人も、 ストレスを溜めずにレッスンや練習に取り組むことが出来ます。   上手くならなくてストレスを溜めていた方には参考になるかもしれません。 より充実したレッスン・練習をしていただくために見直してみてください。     (お願い) このブログは歌の上達を目指す方のヒントとなる内容を掲載できるよう 時間を割き心を込めて書いております。 同業者やボイトレに関する情報を発信している方にもお読みいただいているようですが、 記事の内容を転載されることは構いませんので、 ルールとして必ず「ヴォーカル講師の石川芳によれば」と一言添えてお使いくださいね。