滑舌改善のボイトレ
カメラ目線のアオウミガメ＠慶良間
滑舌を改善するためのいろいろな説・方法があります。
今日はボイトレからみた滑舌に大事なことをお話しますね。
私の生徒には歌うということより、
話すことを職業にされている方も多いのでよく質問を受けます。
いろいろな説・方法があって、
それぞれ一理あるんだと思います。
母音・子音それぞれに細かい発音上の違いがあり、
それを一生懸命身に付けようと訓練されます。
それで上手くいけばとても素晴らしいことなので、
何も問題はありません。
ただ、唇、舌、口腔などの細部の小さなことに拘り過ぎて、
喉が締まったり、舌に力が入ったり、胸が締め付けられたりしたら逆効果なんです。
細部に拘る前に、
・喉が開いているか
・息が滑らかに流れているか
その全体的なフォームを確認した方がいいと思います。
リラックスした発声が安定してから細部を微調整していくと簡単に上手くいきます！
リラックスして発声するということの前に、
細部を意識するとどんどん窮屈な声になっていきますし、
喉に負担のかかる発声になってしまいます。
滑舌を気にされている方は、
まずリラックスして発声する基本を身につけてくださいね。
滑舌が気になる方はこちらの過去記事も参考になるかと思います。
お時間があればお読みください。
（お願い）
このブログは歌の上達を目指す方のヒントとなる内容を掲載できるよう
時間を割き心を込めて書いております。
同業者やボイトレに関する情報を発信している方にもお読みいただいているようですが、
記事の内容を転載されることは構いませんので、
ルールとして必ず「ヴォーカル講師の石川芳によれば」と一言添えてお使いくださいね。