ボイトレで喉を開く

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    @ロタ島     前々回は「喉を開く感覚」について 前回は「喉を開いた感覚をマスターする過程」をお話しました。   本日は、前回の「喉を開いた感覚をマスターする過程」での 皆さんの感情の変化をお伝えしますね。   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ まず、最初は何が何だかさっぱり分からないので、   ①【取りあえずやってみる】 ↓   レッスンを数回繰り返すと、   ②喉を開いた感覚が分かるようになる前に、 喉が締まった感覚が分かるようになります。   喉が締まっていることは分かるのに、 喉が開いた感覚が分からない、喉を開くことができないので、 【イライラする・不安になる】 ↓   さらにレッスンを続けると、   ③喉を開けて声をだせる確率がUpしていきますが、 まだ完全にコントロールできていないので、 【まだまだもどかしい】   でも、喉を開く感覚を経験しているので、 ②と比べると少し余裕がでてきます。 ↓   ④完全に喉を開いて声を出せるようになって とても楽に声が出るようになり、声の変化を実感できるので、 【Happyな気分・達成感を味わえる】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   何が何だか全く分からないうちはまだいいのですが、 ②や③のレベルになると、 喉が締まっていることは分かっているのに、 開こうと思っても開けないのでとても苛立たしい時期です。   この時期が長引けば長引くほどストレスが溜まりますので、 なるべく早めに通過して欲しいところですが、 上達のスピードは人それぞれです。   ゴールに辿り着くまでに いつも平和な気分でいられたら良いのですが、   一時イライラしたり、不安になったり、 もどかしい時期を通過するという事実を知っていれば、 気分的に随分楽になると思います。   正しいレッスンをすること、 そして、練習の量が上達の速度と関連していますので、 その点を見極めていただくと良いかと思います。     (お願い) このブログは歌の上達を目指す方のヒントとなる内容を掲載できるよう 時間を割き心を込めて書いております。 同業者やボイトレに関する情報を発信している方にもお読みいただいているようですが、 記事の内容を転載されることは構いませんので、 ルールとして必ず「ヴォーカル講師の石川芳によれば」と一言添えてお使いくださいね。