ボイトレと喉を開いた感覚

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    @ロタ島     先日、レッスンを始めたての方から受けた質問をご紹介します。   このボイトレブログをお読みの方の中にも、 同じ疑問をお持ちの方もいらっしゃるかと思いますので、 ぜひ参考にしてくださいね。   その質問内容とは・・・   「喉を開いた感覚はどうしたら分かるんですか?」   いきなり答えですが、   【今の練習を続けてください。出来るようになったら分かります。 出来ないうちはその正しい感覚は分からなくて当然です。】   この方は出来ない現時点でも、 感覚は分かるのではないかと期待したと思うのですが、   感覚とは自分自身で感じることなので、 言葉で説明して理解するレベルとはまた違いますよね。   「喉を開いて声を出す感覚」に限らず、 感覚とは出来るようになって初めて分かるものだったりします。   楽器でもスポーツでも同じことだと思います。   なるほど、こういう感じなのか!と 自分で納得できるようになるためには、 そのことをマスターするしかないのです。   こうすると出来るようになるという方法や、 こんな感覚であるという説明は受けることができますね。   でも自分の身を持って体験する、感じるためには マスターするしかないのです。   出来るようになったとき、 そのときは心配しなくても誰でも分かります。   私が教えてあげなくても、 本人が自分でちゃんと気づけるのです。   分からない・・・という状態のときは、 出来ていないから仕方ないのです。   あまり結果を求めすぎず、 今やるべきことを淡々とやることが、 感覚を掴むための最短方法だったりします。     (お願い) このブログは歌の上達を目指す方のヒントとなる内容を掲載できるよう 時間を割き心を込めて書いております。 同業者やボイトレに関する情報を発信している方にもお読みいただいているようですが、 記事の内容を転載されることは構いませんので、 ルールとして必ず「ヴォーカル講師の石川芳によれば」と一言添えてお使いくださいね。