ボイストレーニングでミックスボイス

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    アオウミガメ@マレーシア シパダン島     前回前々回は私のボイストレーニングの【特徴その1】 ☆「最小限の力で最大限の声を引き出す発声法」についてお話しました。   本日は【特徴その2】 ☆「最低音から最高音までブレイクポイントのない繋がったミックスボイス」です。   まず言葉の定義から確認していきますね。   「最低音から最高音まで」 これは皆さんの声域のことです。   この声域は正しいトレーニングで確実に広がっていきますので、 まだ正しいトレーニングをされていない方にとっては、 まだまだ広がる可能性があります。   簡単に言ってしまうと、力を抜けば声域は広がります。   次に「ブレイクポイント」 これは声が弱くなったりひっくり返ったり、 声域の中程で歌いにくいと感じる部分のこと。   高音ぎりぎりで歌いにくい、声が出にくいというのは、 ブレイクポイントとは言いません。ご注意ください。   ブレイクポイントがあると、 曲を歌っていると低音・中音・高音の移行がスムーズに行きません。 なのでとってもストレスを感じる要素なのです。   最後に「ミックスボイス」 最近「ミックスボイス」も知名度が上がってきて嬉しいのですが、 中途半端なものが広まっている気がしています。   正しいミックスボイスとは、 最低音から最高音までブレイクポイントのない繋がった声です。 ↑ とっても重要!!!   ブレイクポイントの一部分だけミックスボイスにして(したつもり)、 ミックスボイスと言ってみたり、 ただ力を入れてウィークポイントを誤摩化してミックスボイスと言ってみたり、 悲しくなります・・・。   正しいミックスボイスが完成したら、 最低音から最高音まで繋がった一つの声になります。   チェストボイスとかファルセットの切り替えポイントがなく、 ブレイクポイントもありません。 当然力の入る頑張るポイントもありません。   それ故、ボイストレーニングの完成型と私はレッスン生に説明しています。   正しいトレーニングでミックスボイスは誰にでも手に入ります。 本物のミックスボイスを手に入れると、歌が劇的に変わります。 なので歌が大好き、もっと上手く歌いたいと本気で思っている方には、 絶対おススメなんです♡   ご自身のミックスボイスが本物かどうか確認してみてくださいね。 歌いにくい声域があるとか、弱い部分があるとか、苦しいとか、 そんな問題を抱えていたら不完全だという証拠です。   本物のミックスボイスを手に入れたい方はレッスンにお申込ください。 上達のスピードが違います。 それがレッスンの価値だと思っています^^     (お願い) このブログは歌の上達を目指す方のヒントとなる内容を掲載できるよう 時間を割き心を込めて書いております。 同業者やボイトレに関する情報を発信している方にもお読みいただいているようですが、 記事の内容を転載されることは構いませんので、 ルールとして必ず「ヴォーカル講師の石川芳によれば」と一言添えてお使いくださいね。